Macストレージの空き領域を増やす

Macの起動ディスクがほぼ満杯になってしまった場合や、容量不足でダウンロード、インストール、コピーできなくなってしまった場合の対処法をご案内します。

ストレージの空き容量を調べる

macOS Ventura 13以降:Appleメニュー  >「システム設定」の順に選択し、サイドバーで「一般」をクリックしてから、右側で「ストレージ」をクリックします。以前のバージョンのmacOS:Appleメニュー  >「このMacについて」の順に選択し、「ストレージ」をクリックします。

「ストレージ」ウインドウに、アプリケーション、写真、メール、メッセージなど、さまざまなカテゴリのファイルがどれくらいの容量のストレージを使用しているかが示されます。

  • 「システムデータ」(または「その他」)は、ほかの特定のカテゴリには当てはまらないAppleと他社のファイル全体が占めているストレージ容量を示す一般的なカテゴリです。

  • この記事の手順にそってストレージ容量を解放すると、すべてのカテゴリのストレージ情報も自動的に更新されます。

ストレージ容量を最大限に活用する

Macのストレージは、iCloudを使って必要に応じてストレージ容量を自動的に増やし、最大限に活用できます*。また、付属のユーティリティを使って、ストレージの消費量が多いファイルをすばやく見つけ出して、不要なファイルを削除することもできます。

ファイルを移動または削除して空き容量を増やす

  • Macに外付けドライブを接続するなど、ストレージデバイスを別途用意できる場合は、ファイルをそのドライブに移動できます。写真やビデオなどのメディアファイルはストレージ容量を大量に消費する場合があるため、たとえば、フォトライブラリiMovieのライブラリは移動するとよいでしょう。

  • 音楽映画ポッドキャスト、その他のメディアは、必要に応じてストリーミングや再ダウンロードが可能なものは特に、削除しておきましょう。

  • 「ダウンロード」フォルダのファイルを削除してください。このフォルダはDockから開くか、Finderのメニューバーから「移動」>「ダウンロード」の順に選択して開けます。

  • メール管理にメールアプリをご利用の場合は、メールアプリのメニューバーから「メールボックス」>「迷惑メールを消去」を選択してください。また、「メールボックス」>「削除済み項目を消去」も選択しておきましょう。

  • Macを使ってiPhoneやiPadをバックアップしている場合は、古いバックアップを削除できます。

  • 使わなくなったアプリはアンインストールしてください。

  • Macに複数のユーザを設定している場合は、Macを使わなくなったユーザを削除します。または、該当ユーザに各自のユーザアカウントにログインした上で、この記事の手順を実行してもらうように頼みます。

  • Macintosh HDの「ユーザ」フォルダに、削除したユーザのデータが削除されないまま残っていたり、共有する必要がなくなった共有ファイルが残っていないかも確認しておきましょう。

  • 削除したくないファイルは、圧縮しておくと容量の節約になります。使う必要ができた場合にあらためて圧縮解除してください。

  • ゴミ箱は空にしてください。ファイルをゴミ箱に移動しても、ゴミ箱を空にしない限り、そのファイルが使っているストレージ容量は解放されません。

* iCloudにファイルを保存すると、iCloudストレージプランの容量が消費されます。iCloudストレージの上限に達してしまった場合は、より大きな容量のiCloudストレージをApple製デバイスで直接購入するか、または、iCloudの空き容量を増やすことができます。iCloudストレージは、月々0.99米ドルで50GBからプランをご用意しています。ご利用の地域の料金については、こちらの記事を参照してください。

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