iCloud メールが機能しない場合
iPhone、iPad、Mac のメールアプリで、または iCloud.com でも iCloud メールを使えます。@icloud.com のメールアドレスでメールにアクセスできない場合や、メッセージを送受信できない場合は、以下の手順で対処してください。
まず確認すべきこと
インターネットに接続されていることを確認し、iCloud メールのシステム状況を確認します。iCloud メールが利用できない場合は、後でもう一度お試しください。
iCloud メールが有効になっているか確認します。
iPhone または iPad では、「設定」を開いて、自分の名前をタップします。「iCloud」をタップし、「iCloud に保存」または「iCloud を使用しているアプリ」の下の「メール」をタップします。「メール」がオンになっていることを確認します。
Mac では、メールアプリを開いて、「メール」>「設定」の順に選択します。「アカウント」をクリックし、サイドバーで iCloud アカウントを選択します。「アカウント情報」で、アカウントが有効になっていて、その状況がオンラインになっていることを確認してください。
Windows 用 iCloud を搭載した Windows パソコン:Outlook に問題があるときの対処法については、こちらの記事を参照してください。
iCloud ストレージの上限を超えていないか確認します。上限を超えている場合は、こちらの記事で iCloud の空き容量を増やす方法を確認してください。
最新バージョンのソフトウェアをデバイスで使っていることを確認します。
iPhone や iPad でメールを送受信できない場合
iCloud.com で iCloud メールを受信できるかどうか確かめるには、iCloud.com/mail にアクセスします。
新しいデータがデバイスに自動的にプッシュ配信されるようにしておきます。iOS 18 以降では、「設定」>「アプリ」>「メール」>「アカウント」>「データの取得方法」の順に選択し、「プッシュ」をオンにします。iOS 17 以前では、「設定」>「メール」>「アカウント」>「データの取得方法」の順に選択し、「プッシュ」をオンにします。
自分のアカウント宛てにメールを送信して、プッシュが正常に機能しているかどうかを確かめます。
「データの取得方法」で、iCloud アカウントをタップして、「プッシュ」をオンにします。「プッシュ」は一度に 1 つのアカウントでのみ利用できます。
デバイスの電源をいったん切り、再び電源を入れます。
それでもメールを送受信できない場合は、「設定」に移動し、自分の名前をタップします。「iCloud」をタップして「iCloud メール」を選択し、「この [デバイス] で使用」をオフにします。次に、手順 3 に従って、「データの取得方法」をオフにします。デバイスを再起動し、これらの設定を再びオンにします。
iCloud.com で iCloud メールにアクセスできない場合
ブラウザが最新バージョンになっていることを確かめます。Safari をお使いの場合は、Safari を最新バージョンにアップデートしてください。
ブラウザのキャッシュをクリアします。
Mac で Safari を開き、「Safari」>「設定」の順に選択します。「詳細」タブをクリックします。「Web デベロッパ用の機能を表示」を選択し、「設定」を閉じます。「開発」メニューをクリックし、「キャッシュを空にする」を選択します。
別のブラウザをお使いの場合は、そのブラウザのヘルプメニューで手順をご確認ください。
別の場所からなら、または別のインターネット接続でなら iCloud メールにアクセスできる場合は、インターネットサービスプロバイダ (ISP) またはネットワーク管理者にお問い合わせください。インターネットの構成によっては、意図的または偶然に、特定の Web サイトやサービス (iCloud メールなど) にアクセスできなくなっている場合があります。
Mac のメールアプリからメールを送受信できない場合
メッセージを送信できない場合、大きなファイルを添付している場合、または宛先にメッセージが届かない場合は、iCloud メールのシステム状況とデバイスの設定を確認した上で、問題に応じた手順に従ってください。
Mac でメールアプリを使って @icloud.com のメールアドレスからメッセージを送信すると警告が表示される場合
「このメッセージは送信できませんでした。送信できるまで "送信" トレイに残ります」という警告が表示される場合は、iCloud が送信用メールアカウントになっているか確認してください。
メールアプリを開き、「メール」>「設定」と選択します。
「アカウント」タブをクリックします。
iCloud メールアカウントを選択します。
「サーバ設定」タブをクリックします。iCloud が「送信用メールアカウント」として表示されていない場合は、「iCloud」を選択します。「SMTP サーバリストを編集」を選択した場合、iCloud アカウントは選択肢として表示されません。
サイズの大きいファイルを添付している場合
自分と送信相手のそれぞれが加入している電子メールサービスプロバイダで設けられている最大許容サイズを上回る添付ファイルは送信できません。上限サイズはサービスプロバイダによって異なります。Mail Drop を使うか、ファイルを圧縮してから送信するか、相手が近くにいる場合は AirDrop を使ってみてください。
宛先にメッセージが届かない場合
メッセージの送信後、受信ボックスに「不明なアドレス」または「Undelivered mail returned」というメッセージが入っている場合は、「送信済み」メールボックスを開いて、宛先のメールアドレスが正しいことを確認します。
macOS メールをお使いの場合、または Safari や別のサポート対象の Web ブラウザから iCloud メールにアクセスしている場合は、「下書き」「送信済み」「送信」メールボックスで以下の点を確認します。
「下書き」に未送信のメッセージがある場合は、再度送信します。
「送信」ボックスにメッセージがある場合は、インターネットに接続されていることを確認し、上記の手順にそって iCloud を送信用メールアカウントとして選択します*。
受信者に、迷惑メールのフォルダやメールボックスを確認するように依頼します。
宛先ではメールを受け取っていないのに、送信元では警告または「Undelivered mail」メッセージを受け取ることもないままメールが送信済みの場合は、メッセージが iCloud メールサーバまたは宛先のメールサーバによってブロックされたり、フィルタで振り分けられたりしている可能性があります。受信者の方に、メール管理者に問い合わせてもらうようご依頼ください。または、Apple サポートにお問い合わせください。
* iCloud 以外の SMTP サーバをお使いの場合は、iCloud メールアドレスを「差出人」アドレスとして使わないでください。使った場合、メールが配信されなかったり、宛先の迷惑メールフォルダに配信されたりする可能性があります。
メッセージを受信できるが送信できない場合
メール送信用のプロトコル (SMTP) が加入先の ISP のネットワークでブロックされている場合があります。ネットワークを横断する iCloud のような外部サービスへの SMTP トラフィックについては、ご加入先のサービスプロバイダにお問い合わせください。サービスプロバイダが SMTP トラフィックをブロックしている場合は、SMTP ブロックを回避する方法についてプロバイダに問い合わせてください。
Mac のメールアプリでメールを受信できない場合
さらにヘルプが必要なときは
問題に応じた手順を試しても、問題が解決しない場合は、Apple サポートにお問い合わせください。
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