Apple Watch で低電力モードを使う

低電力モードは、Apple Watch の消費電力を抑えてくれるので、バッテリーが長持ちします。

Apple Watch で低電力モードをオンにする方法

1. コントロールセンターを開くには、サイドボタンを押します。

2. バッテリー残量のボタンをタップします。

3. 「低電力モード」をオンにします。

「設定」で「低電力モード」をオンにすることもできます。

1. Apple Watch で設定アプリを開きます。

2. 下にスクロールして、「バッテリー」をタップします。

3. 「低電力モード」をオンにします。

低電力モードをオンにするたびに、情報画面が表示されます。一番下までスクロールして、「オンにする」または「オンにする期間」をタップします。「オンにする期間」を選択した場合は、「1 日間」「2 日間」または「3 日間」を選択できます。

Apple Watch が低電力モードの間は、画面の上部に 黄色い円のアイコン が表示されます。

コントロールセンターのバッテリー残量のボタン、充電アニメーション、ナイトスタンドモードの時刻もすべて、低電力モードの間は黄色になります。

バッテリー残量に応じて低電力モードを使う

Apple Watch のバッテリー残量が 10% を下回ると、低電力モードをオンにするかどうかを確認する通知が表示されます。

低電力モードは、オンにする日数を選択していない限り、バッテリーが 80% まで充電されると自動的にオフになります。

低電力モードでは利用できない機能

• 「常にオン」の画面表示

• ダブルタップジェスチャ

• 日光下の時間

• 心拍数の通知機能 (不規則な心拍、高心拍数または低心拍数)

• 心拍数のバックグラウンド測定

• 血中に取り込まれた酸素のレベルのバックグラウンド測定

• ワークアウト開始のリマインダー

iPhone が近くにない場合は低電力モードで利用できなくなる機能

• Wi-Fi およびモバイルデータ通信の接続

• 着信通話と通知

低電力モードによる影響が出る機能

• 電話の発信に時間がかかる場合がある

• アプリのバックグラウンド更新の頻度が低くなる

• コンプリケーションの更新頻度が低くなる

• ライブアクティビティの更新頻度が低くなる

• Siri によるリクエストの処理に時間がかかる

• 一部のアニメーションやスクロール操作がスムーズに表示されなくなる

低電力モードでのワークアウト

ワークアウトアプリを低電力モードで使うと、バッテリーが長持ちし、心拍数や歩数などの数値は引き続き測定されます。

低電力モードはコントロールセンターまたは「設定」で有効にするか、自動的に低電力モードになるように設定しておけます。

1. Apple Watch で設定アプリを開きます。

2. 下にスクロールして、「ワークアウト」をタップします。

3. 「低電力モード」をタップします。

これで、ワークアウトアプリでワークアウトを始めると自動的に低電力モードがオンになります。

GPS や心拍数の測定回数を減らしてバッテリーを長持ちさせる

ワークアウトアプリを使って屋外でウォーキング、ランニング、ハイキングのワークアウトをする場合に、Apple Watch で GPS や心拍数の値を測定する回数を減らせます。これらの測定頻度を低くすれば、長時間ワークアウトを続ける間に、バッテリーをかなり長持ちさせることができます。

この機能は、watchOS 9.1 以降を搭載した Apple Watch SE (第 2 世代)、Apple Watch Series 8 以降、Apple Watch Ultra 以降で利用できます。

1. Apple Watch で設定アプリを開きます。

2. 下にスクロールして、「ワークアウト」をタップします。

3. 「GPS と心拍数の測定頻度を減らす」をタップします。

これで、低電力モードが有効なときに、ワークアウトアプリで屋外のウォーキング、ランニング、またはハイキングのワークアウトを始めた時点で、この機能が自動で有効になります。この機能が作用するためには、Apple Watch が低電力モードになっている必要があります。