macOS Monterey 12.0.1 のセキュリティコンテンツについて

macOS Monterey 12.0.1 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。

macOS Monterey 12.0.1

2021 年 10 月 25 日リリース

AppKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-30873:Computest の Thijs Alkemade 氏

AppleScript

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された AppleScript バイナリを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、プロセスメモリが漏洩したりする可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30876:Jeremy Brown 氏、hjy79425575 氏

CVE-2021-30879:Jeremy Brown 氏、hjy79425575 氏

CVE-2021-30877:Jeremy Brown 氏

CVE-2021-30880:Jeremy Brown 氏

App Store

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションが、ローカルユーザの Apple ID にアクセスできる可能性がある。

説明:アクセス制限を改善し、アクセス関連の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30994:MacPaw Inc. の Sergii Kryvoblotskyi 氏

2022 年 5 月 25 日に追加

Audio

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、整数オーバーフローに対処しました。

CVE-2021-30907:Kunlun Lab の Zweig 氏

Bluetooth

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30899:カリフォルニア大学リバーサイド校の Weiteng Chen 氏、Zheng Zhang 氏、および Zhiyun Qian 氏、Didi Research America の Yu Wang 氏

Bluetooth

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションによって、カーネルメモリが漏洩する可能性がある。

説明:検証を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30931:カリフォルニア大学リバーサイド校の Weiteng Chen 氏、Zheng Zhang 氏、および Zhiyun Qian 氏、Didi Research America の Yu Wang 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

Bootp

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:デバイスが WiFi MAC アドレスでパッシブに追跡される可能性がある。

説明:ブロードキャスト MAC アドレスを削除し、ユーザのプライバシーにかかわる問題に対処しました。

CVE-2021-30866:UCLouvain (ベルギー) の Fabien Duchêne 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

ColorSync

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:ICC プロファイルの処理に、メモリ破損の脆弱性がありました。入力検証を強化し、この脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30917:Google Project Zero の Alexandru-Vlad Niculae 氏および Mateusz Jurczyk 氏

Continuity Camera

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ローカルの攻撃者により、アプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、未指定の書式文字列の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30903:匿名の研究者

2022 年 5 月 25 日に更新

CoreAudio

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成されたファイルを処理すると、ユーザ情報が漏洩する可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30905:Trend Micro の Mickey Jin 氏 (@patch1t)

CoreGraphics

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された PDF を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みに対処しました。

CVE-2021-30919

Directory Utility

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションが、ローカルユーザの Apple ID にアクセスできる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2020-9846:Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)

2022 年 3 月 31 日に追加

FileProvider

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成されたアーカイブを解凍すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を改善し、入力検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30881:Qihoo 360 の IceSword Lab の Simon Huang 氏 (@HuangShaomang) および pjf 氏

File System

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ロック処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30923:Alibaba Security の Pan ZhenPeng 氏 (@Peterpan0927)

2021 年 11 月 18 日に追加

FontParser

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成されたフォントを処理すると、プロセスメモリが漏洩する可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。

CVE-2021-30831:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

FontParser

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された dfont ファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2021-30840:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

Foundation

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30852:Ant Security Light-Year Lab の Yinyi Wu 氏 (@3ndy1)

2021 年 11 月 18 日に追加

Game Center

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションに、ユーザの連絡先に関する情報を入手される可能性がある。

説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30895:Denis Tokarev 氏

Game Center

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションに、ユーザのゲームプレイのデータを読み取られる可能性がある。

説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30896:Denis Tokarev 氏

Graphics Drivers

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30933:RET2 Systems, Inc. の Jack Dates 氏

2022 年 3 月 31 日に追加

iCloud

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ローカルの攻撃者が権限を昇格できる場合がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2021-30906:Cees Elzinga 氏

iCloud Photo Library

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションが、写真へのアクセス許可を得る必要なく、写真のメタデータにアクセスできる可能性がある。

説明:認証を強化することで、この問題に対処しました。

CVE-2021-30867:Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit)

2021 年 11 月 18 日に追加

ImageIO

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30814:hjy79425575 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

Intel Graphics Driver

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30922:RET2 Systems, Inc. の Jack Dates 氏、Yinyi Wu 氏 (@3ndy1)

2022 年 3 月 31 日に追加

Intel Graphics Driver

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30824:Diverto の Antonio Zekic 氏 (@antoniozekic)

Intel Graphics Driver

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30901:Ant Security TianQiong Lab の Zuozhi Fan 氏 (@pattern_F_)、Ant Security Light-Year Lab の Yinyi Wu 氏 (@3ndy1)、RET2 Systems, Inc. の Jack Dates 氏

IOGraphics

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30821:Zoom Video Communications の Tim Michaud 氏 (@TimGMichaud)

IOMobileFrameBuffer

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30883:匿名の研究者

Kernel

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:リモートの攻撃者によってデバイスが突然再起動される可能性がある。

説明:ステート処理を改善し、サービス運用妨害の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30924:Effective の Elaman Iskakov 氏 (@darling_x0r)、Alexey Katkov 氏 (@watman27)

2021 年 11 月 18 日に追加

Kernel

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30886:@0xalsr 氏

Kernel

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30909:Kunlun Lab の Zweig 氏

Kernel

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30916:Kunlun Lab の Zweig 氏

LaunchServices

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:サンドボックス化されたプロセスが、サンドボックスの制約を回避できる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-30864:Perception Point の Ron Hass 氏 (@ronhass7)

Login Window

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ホストの Mac にアクセス可能な人物が、ロックされている macOS インスタンスに対し、Remote Desktop のログインウインドウをバイパスできる可能性がある。

説明:チェックを強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30813:BBetterTech LLC の Benjamin Berger 氏、Informatique-MTF S.A. の Peter Goedtkindt 氏、匿名の研究者

2022 年 5 月 25 日に更新

Managed Configuration

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ネットワーク上の特権的な地位を利用したユーザが、重要なユーザ情報を漏洩させる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-31011:Logicworks, s.r.o. の Michal Moravec 氏

2022 年 9 月 16 日に追加

Messages

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ユーザが iMessage からサインアウトしても、そのユーザのメッセージの同期が継続する場合がある。

説明:状態の検証を強化し、同期の問題に対処しました。

CVE-2021-30904:IBM の Reed Meseck 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

Model I/O

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成されたファイルを処理すると、ユーザ情報が漏洩する可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30910:Trend Micro の Mickey Jin 氏 (@patch1t)

Model I/O

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、メモリのコンテンツが漏洩する可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30911:Ant Security Light-Year Lab の Rui Yang 氏および Xingwei Lin 氏

NetworkExtension

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:App によってユーザの許可なく VPN 構成がインストールされる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、認証の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30874:Javier Vieira Boccardo 氏 (linkedin.com/javier-vieira-boccardo)

2021 年 11 月 18 日に追加

Sandbox

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションに、ファイルシステムの保護された部分を変更されるおそれがある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2021-30808:Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit)

2021 年 11 月 18 日に追加

Sandbox

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ローカルの攻撃者に機密情報を読み取られる可能性がある。

説明:検証を改良し、アクセス許可の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30920:Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit)

Security

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:ロック処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-31004:Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit)

2022 年 3 月 31 日に追加

SMB

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。

CVE-2021-31002:STAR Labs の Peter Nguyễn Vũ Hoàng 氏

2022 年 9 月 16 日に追加

SMB

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ロック処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30868:STAR Labs の Peter Nguyen Vu Hoang 氏

SoftwareUpdate

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションが、ユーザのキーチェーン項目にアクセスする可能性がある。

説明:アクセス権のロジックを改善することで、この問題を解決しました。

CVE-2021-30912:Tencent Security Xuanwu Lab の Kirin 氏 (@Pwnrin) および chenyuwang 氏 (@mzzzz__)

SoftwareUpdate

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:特権を持たないアプリケーションが NVRAM 変数を編集できる可能性がある。

説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30913:Tencent Security Xuanwu Lab の Kirin 氏 (@Pwnrin) および chenyuwang 氏 (@mzzzz__)

2022 年 5 月 25 日に更新

UIKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:デバイスに物理的にアクセスできる人物が、セキュアなテキスト入力フィールド内のユーザのパスワードの特性を判断できる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-30915:Kostas Angelopoulos 氏

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:「リモートコンテンツをすべてブロック」が、すべての種類のリモートコンテンツに適用されない場合がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-31005:Wells Fargo の Jonathan Austin 氏、Attila Soki 氏

2022 年 3 月 31 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-31008

2022 年 3 月 31 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のある Web サイトに、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:リソースタイミング API の仕様に脆弱性がありました。仕様が更新され、更新後の仕様が実装されました。

CVE-2021-30897:匿名の研究者

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web サイトにアクセスすると、ユーザの閲覧履歴が漏洩する可能性がある。

説明:CSS の作成に追加の制限を設けることで問題を解決しました。

CVE-2021-30884:匿名の研究者

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30818:Zon8Research の Amar Menezes 氏 (@amarekano)

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成されたオーディオファイルを処理すると、制限されたメモリが漏洩する可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。

CVE-2021-30836:STAR Labs の Peter Nguyen Vu Hoang 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30846:Google Project Zero の Sergei Glazunov 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30849:Google Project Zero の Sergei Glazunov 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30848:Google Project Zero の Sergei Glazunov 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。

説明:ロック処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30851:Google Project Zero の Samuel Groß 氏

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30809:匿名の研究者

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者が、HSTS をバイパスできる可能性がある。

説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30823:Recurity Labs の David Gullasch 氏

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コンテンツ・セキュリティ・ポリシーの適用が予期せず解除される場合がある。

説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30887:Suma Soft Pvt. Ltd. の Narendra Bhati 氏 (@imnarendrabhati)

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のある Web サイトがコンテンツ・セキュリティ・ポリシーのレポートを悪用し、リダイレクト動作を介して情報を漏洩させる可能性がある。

説明:情報漏洩の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30888:Prakash 氏 (@1lastBr3ath)

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、バッファオーバーフローの脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30889:ShuiMuYuLin Ltd および Tsinghua wingtecher lab の Chijin Zhou 氏

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションに Gatekeeper チェックを回避される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-30861:Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)、Ryan Pickren 氏 (ryanpickren.com)

WebKit

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-30890:匿名の研究者

WebRTC

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:攻撃者がユーザの IP アドレスを悪用して、ユーザをトラッキングできる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2021-30930:Oguz Kırat 氏、Matthias Keller 氏 (m-keller.com)

2021 年 11 月 18 日に追加、2022 年 9 月 16 日に更新

Windows Server

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:ローカルの攻撃者が、以前ログインしたユーザのデスクトップを「ファストユーザスイッチ」画面から表示できる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、認証の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-30908:ASentientBot

xar

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意を持って作成されたアーカイブのパックを解除すると、攻撃者が任意のファイルを書き込めるようになる可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2021-30833:NCC Group の Richard Warren 氏

zsh

対象 OS:Mac Pro (2013 以降)、MacBook Air (Early 2015 以降)、MacBook Pro (Early 2015 以降)、Mac mini (Late 2014 以降)、iMac (Late 2015 以降)、MacBook (Early 2016 以降)、iMac Pro (2017 以降)

影響:悪意のあるアプリケーションに、ファイルシステムの保護された部分を変更されるおそれがある。

説明:追加の制限を設けて、継承したアクセス権の問題に対処しました。

CVE-2021-30892:Microsoft の Jonathan Bar Or 氏

ご協力いただいたその他の方々

APFS

FFRI Security, Inc. の Koh M. Nakagawa 氏のご協力に感謝いたします。

AppleScript

Jeremy Brown 氏のご協力に感謝いたします。

2022 年 3 月 31 日に追加

App Support

匿名の研究者、赛博回忆录の漂亮鼠 氏のご協力に感謝いたします。

Bluetooth

ENKI の say2 氏のご協力に感謝いたします。

Bootp

Alexander Burke 氏 (alexburke.ca) のご協力に感謝いたします。

2022 年 3 月 31 日に追加

CUPS

WhiteBeam Security の Nathan Nye 氏のご協力に感謝いたします。

2022 年 3 月 31 日に更新

iCloud

Ryan Pickren 氏 (ryanpickren.com) のご協力に感謝いたします。

Kernel

Google の Safeside プロジェクトの Anthony Steinhauser 氏、Informatik Baums の Joshua Baums 氏のご協力に感謝いたします。

2021 年 11 月 18 日に更新

Mail

ミュンスター応用科学大学 (Münster University of Applied Sciences) の Fabian Ising 氏および Damian Poddebniak 氏のご協力に感謝いたします。

Managed Configuration

Logicworks, s.r.o. の Michal Moravec 氏のご協力に感謝いたします。

Setup Assistant

David Schütz 氏 (@xdavidhu) のご協力に感謝いたします。

2021 年 11 月 18 日に追加

smbx

Zhongcheng Li 氏 (CK01) のご協力に感謝いたします。

UIKit

Diligent の Jason Rendel 氏のご協力に感謝いたします。

2021 年 11 月 18 日に追加

WebKit

Google Project Zero の Ivan Fratric 氏、Pavel Gromadchuk 氏、Nikhil Mittal 氏 (@c0d3G33k)、Matthias Keller 氏 (m-keller.com) のご協力に感謝いたします。

2022 年 5 月 25 日に更新

Apple が製造していない製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトについては、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選択、性能、使用に関しては一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性についてはいかなる表明もいたしません。詳しくは各メーカーや開発元にお問い合わせください。

公開日: