Mac 用 Logic Pro で使用するコアの数を変更する
「処理スレッド数」の設定を使って、Mac のプロセシングコアを Logic Pro で利用する方法を管理できます。
デフォルトでは、「処理スレッド数」は推奨設定の「自動」に設定されています。しかし、CPU に負荷がかかるビデオ編集 App などのアプリケーションを Logic Pro と同時に使用する場合は、Logic Pro で使用される処理スレッドの数を選択して、パフォーマンスを最適化できます。
「自動」の「処理スレッド数」設定を使う
「自動」に設定すると、Logic Pro でオーディオの処理に利用できる Mac のコアの数が自動で割り当てられます。この設定にすると、Logic Pro の使用時のパフォーマンスと信頼性のバランスが取れます。
「自動」設定で割り当てられたコアの数を確認するには、LCD の CPU メーターまたは HD メーターをダブルクリックします。「処理スレッド数」列にある縦棒が、Logic Pro が使用しているコアの数を表します。ハイパースレッディング対応のプロセッサを搭載した Mac コンピュータでは、コアごとに 2 つのメーターが表示されます。*
LCD に CPU メーターや HD メーターが表示されない場合は、以下の手順を実行してください。
「表示」>「コントロールバーとディスプレイをカスタマイズ」の順に選択します。
「LCD」の下のポップアップメニューをクリックして、「カスタム」を選択します。
「パフォーマンスメーター (CPU/HD)」を選択してから、「コントロールバーとディスプレイをカスタマイズ」の外側をクリックしてウインドウを閉じます。
処理スレッドの数を選択する
Logic Pro で使用する処理スレッドの数を選択するには、以下の手順を実行してください。
「Logic Pro」>「設定」(または「環境設定」) >「オーディオ」の順に選択します。
「処理スレッド数」のポップアップウインドウをクリックして、オプションを選択します。利用できるオプションは、Mac に搭載されている CPU コアの数と、Mac がハイパースレッディングに対応しているかどうかによって異なります。*
「適用」をクリックします。
macOS が Mac のコアに負荷を分散する動作には、さまざまな要因が影響します。「処理スレッド数」の最適値は、同時に使用する App、ハードウェア、Logic Pro のプロジェクトによって異なります。処理スレッド数を最大値にすることが必ずしも最良の選択とは限りません。さまざまな設定を試して、パフォーマンスと信頼性のバランスが取れる最適解を見付けてください。
